奈良県は県土の多くを山地が占めており、耕作に適する土地が少ない為に、生産量は少なく産地の知名度としては、近隣の各県に遅れを取ってはいますが、穫れる米は旨い! のです。当農園もある奈良県の米の主産地たる大和盆地は東西南北の四方を山地に囲まれており、盆地特有の寒暖差の大きい気候が旨い米を作ります。
奈良県の主力品種は、ヒノヒカリと言うお米です。無論、当農園の主力品種でもあります。ヒノヒカリは、宮崎県の農業試験場で育成されたもので、良食味で知られるコシヒカリを父、黄金晴を母として誕生しました。おいしい品種を目指し、炊いたその光沢をコシヒカリと同じように、優れた系統を選別し、世代を経た選抜を加え、良食味品種として誕生しました。